そろそろリニューアル?ホームページ見直しチェックリスト10項目

「最近ホームページからの問い合わせが減ったな」「スマホで見たときになんだか見づらい気がする」そう感じていませんか?
その漠然とした不安、実はホームページのリニューアルが必要なサインかもしれません。
この記事では、専門知識がなくても誰でも簡単にチェックできる、10個のチェックリストをご用意しました。さっそく、あなたのサイトを「健康診断」してみましょう。
技術と安全性の
チェックポイント
「保護されていない通信」と表示されていませんか?

サイトのアドレスが「http://」から始まっていませんか?「https://」で始まっているか確認しましょう。httpのままの場合、セキュリティに脆弱性があることを示しており、ブラウザ、GoogleChromeなどではURL表示前に「保護されていない通信」と表示されます。
サイトのアドレスが「http://」から始まっている場合は、SSL化という暗号化が必要です。ホームページのコンテンツを変更することなく、レンタルサーバーで簡単にできる場合が多いです。問い合わせすることをお勧めします。
2017年頃からブラウザで警告が表示されるようになり、ホームページのSSL化対応が進んできました。コンテンツはそのままでもSSL化はできますが、ホームページのコンテンツも見直しすることをお勧めします。
ワードプレスやプラグインが更新できますか?
ワードプレスやプラグインは最新のバージョンに対応させることが大切です。WordPressやプラグインを最新に保つ理由は、主にセキュリティ強化と機能改善です。脆弱性を突いた攻撃からサイトを守り、新しい機能やバグ修正によってサイトのパフォーマンスと安定性を高めるためです。
サーバーの環境やプラグイン、テーマとの競合によりワードプレスの更新ができないことがあります。またプラグインが最新のワードプレスに対応していないため、更新ができない場合があります。
情報の信頼性の
チェックポイント
会社やサービスの情報は古くありませんか?
会社の住所や電話番号、製品のラインナップなど、サイトの情報は最新ですか?古い情報が載っていると、ユーザーからの信頼を失い、ビジネスチャンスを逃すことになります。
現在のサービスや商品が伝わるビジュアルになっていますか?
トップページを開いたときのファーストビューは、現在の貴社のブランドイメージにあっていますか?また現在のサービスやコンセプトが伝わるデザインになっていますか?
ユーザーがホームページに訪れてからの最初の3秒が重要と言われています。わずかな時間で、スクロールしてホームページを見続けるか、離れてしまうかが決まると言われています。
デザインと使いやすさの
チェックポイント
スマホで見たときに見やすいですか?
スマホで自社サイトを見たときに、文字が小さすぎたり、画像がはみ出したりしていませんか?スマホに最適化されていないサイトは、多くのユーザーが離脱する傾向があります。
現在、BtoCサービスでは、Webサイトの閲覧は8割以上がスマートフォンからです(下図|歯科医院サイトのデバイス別割合参照)。ホームページのスマートフォン対応はとても大事です。

ページを開くのが遅くないか?
ページが表示されるまでに時間がかかって、諦めて他のページを見たことはありませんか?
Googleの調査によると、表示までに3秒を超えると、53%のユーザーが離脱する可能性があると言われています。これは、Webサイトの「顔」ともいえる重要なポイント。表示速度が遅いと、せっかく訪れてくれたユーザーを逃してしまいます。
サイト内で迷子になりませんか?
必要な情報がすぐにわかるようになっていますか?サイト内のメニューは分かりやすいでしょうか?トップページから目的の情報までスムーズにたどり着けない場合、ユーザーはストレスを感じてしまいます。検索窓の設置も推奨されています。
ユーザーにクリックしてもらいたい「お問い合わせ」や「購入」ボタンは、目につくようになっていますか?ユーザーの気持ちが動いたときに、クリックしてもらえるような配置・デザインが理想的です。
デザインがレトロになってませんか?
レトロで思い浮かぶのが、俳優の阿部寛さんの公式ページです。(おそらく、こちらは何か意図してそのままにされているのかと思います。)一般的に自社のブランディングをする場合、古い印象のサイトは、サービスや商品なども大丈夫かな?という良くない印象を与える傾向にあります。

ビジネス効果と成果の
チェックポイント
GoogleやYahoo!で検索したときに出てきますか?
会社名や商品名などで検索したときに、検索結果に表示されていますか?同名などがある場合には、表示が下の方になることもあります。稀にGoogleやYahoo!の検索エンジンがサイトを認識していないこともあります。
検索エンジンに評価されていないサイトは、そもそも見つけてもらうことすら難しいのが現実です。見つけてもらいやすくする対策をSEOと言います。Googleサーチコンソールから状況を判断、対応できることもありますが、サイトを一から制作した方が効果的なケースもあります。
競合他社のホームページと比べて見劣りしていませんか?
同業他社のホームページと見比べてみてください。デザインや情報の見せ方、使いやすさなど、あなたのサイトは見劣りしていませんか?競合に負けないためにも、定期的なチェックは欠かせません。
ホームページ見直しチェックリスト10項目
ご紹介した項目10個をまとめています。貴社のサイトのチェックにご活用ください。
中でも下記①はユーザーからの信頼も失ってしまう可能性が高いため、早急に対応されることをお勧めしています。
- 「保護されていない通信」と表示されていませんか?
- ワードプレスやプラグインが更新できますか?
- 会社やサービスの情報は古くありませんか?
- 現在のサービスや商品が伝わるビジュアルになっていますか?
- スマホで見たときに見やすいですか?
- ページを開くのが遅くないか?
- サイト内で迷子になりませんか?
- デザインがレトロになってませんか?
- GoogleやYahoo!で検索したときに出てきますか?
- 競合他社のホームページと比べて見劣りしていませんか?
貴社サイトを見直して、気になる項目はありましたでしょうか?
SEO対策も含めて全体の構造を見直したい
最新の情報を自社で更新しやすくしたい
などリニューアルの目的は様々。

ホームページのリニューアルや部分改修など、お気軽にご相談ください。